[2014.06.30]
眼底検査には、検眼鏡、細隙灯顕微鏡、直像鏡、倒像鏡、眼底カメラなどを使います。
眼底検査は網膜硝子体疾患、視神経疾患の診断・診察に有用な検査です。
また眼底は直接的に血管を観察できる場所で、このため眼科領域だけでなく、高血圧症、糖尿病といった血管に影響の出ることのある内科疾患に関しても重要な検査です。
眼底検査で脳腫瘍を疑わせる所見(うっ血乳頭)が得られるときもあり、この場合は脳神経外科の受診を勧められることもあります。
乳頭陥凹がみられる際には、眼圧測定を行い緑内障について鑑別も行えます。
メガネを作ろうかな?とか、見えづらい気がする等、目に関して何らかの事が気になった時にこそ、眼科での検診おすすめいたします。
そんな時でないと、中々 眼科へは行かないし、怖い眼の病気の大半は自覚症状がありません。
40歳過ぎたら、定期的に眼科へ行きましょう!
<参考情報>
▶眼の検査と眼鏡製作のパッケージプランについて