ルテインの損傷を防ぐからだ想いのケアレンズ、新素材「ルティーナ」

[2016.05.16]


当店ではレンズメーカー東海光学さんの『ルティーナ』というレンズを取り扱っております。
ルティーナとは従来の「見る為のレンズ」であることと共に「眼の健康を維持する」効果が得られるレンズです。
眼の健康を奪う眼疾患としては様々な疾患があげられます。
日本における代表的な眼疾患は白内障加齢黄斑変性網膜色素変性糖尿病網膜症緑内障、網膜絡膜萎縮等があります。
column20160516
これらの疾患は物を見るのに重要な「黄斑部」、またカメラでいうレンズに相応する「水晶体」に多く存在するルテインが紫外線などによって損傷を受けることにより引き起こされるという報告があります。
「ルテイン」とは強力な抗酸化作用を持つカロノイドという物質です。
ではルテインが減るとなぜ眼に良くないのか、抗酸化作用がなぜ重要か簡単に説明させて頂きます。
眼の健康を奪う原因の一つに「活性酸素」というものがあります。
この「活性酵素」は、細胞の働きを悪くして病気を引き起こしたり、老化を早めたりするのです。主に精神的ストレス、タバコやアルコールの過剰摂取、車の排気ガス、紫外線などが、発生を促しているといわれています。
その活性酸素と戦ってくれる物質がルテイン(抗酸化作用)なのです。
ルテインは体内で生産することができないので、ルテインを増やすには食事による摂取が必要です。
column20160516 2
※主に緑黄色野菜に多く含まれます
しかしルテインにも弱点があります。
HEV(400nm~420nmの光)をあびることで色素劣化がおこりどんどん減少していってしまうのです。
食事でルテインを摂取する→光で阻害される→食事でルテインを摂取する→光で阻害される・・・この繰り返しではいくら野菜を摂取してもルテインに関してはあまり実りが無いように感じます。
その光と戦ってくれるのが今回のレンズ「ルティーナ」です!!
ルテインに一番影響を及ぼす光(HEV)を94%カットすることが可能であり、外からもルテインを保護することができる、からだ想いのレンズなのです。
column20160516 3
各国ドクターの研究によって、光から眼を守る重要性が報告されています。
眼のことに関してはだれしもが不安をいだいていらっしゃることかと思います。
その不安をメガネによって少しでも取り除くお手伝いができたら幸いです。
眼鏡と屈折異常・目の病気の関係」はこちら